炎と楽園のアート

命とハリネズミ

※初めに今回で一連の結末とします。

無理に読むことはお勧めしません。

MukyoKobayashi 小林夢狂
MukyoKobayashi 小林夢狂
立花雪 YukiTachibana 夢狂さんにえー絵ー描いてるの?と言われてた頃
立花雪 YukiTachibana 夢狂さんにえー絵ー描いてるの?と言われてた頃

今朝雀を見つけた。

気配を感じて羽ばたく雀。

 

夢狂さんの世代は雀もさばいて食べる人が多く

ウサギもうなぎもキジも

夢狂さんは自分でさばいて食べていた。

キジの時は知人の窯焚きの時用意され

全ての工程を見て最後食べるのですが

食べたのは私と夢狂さんだけでした。

命一つ失っても食べなければ無駄になってしまう。

 

情がついてしまうと自分でさばいて食べる事が難しくなる。

そう話す夢狂さんには鱈の腸のキムチ、他の内臓系なども

当時貧血気味の私に良く調理して食べさせてくれました。

食べ物は薬としての効果もあると聞きます。

 

そんな夢狂さんでも猿脳は耐え難く

当時テレビに映し出された映像から

視聴者の意見が殺到したと聞きました。

後から詳細を知るのですが

最後まで耐えて見る自信も食べる自信もありません。

虫の料理もこういった事の対象かもしれません。

私の父はイナゴ料理が得意で

幼い頃は香ばしさと触感が好きでした。

現在は…夢狂さんがお土産に持ってきても食べていません。

父も色々変わった食材を好みましたがイナゴは懐かしい料理。

 

 

夢狂さんと出会った頃も懐かしいものです。

しみじみと私に

顔も雰囲気もアートしている人に見えないと言われ疑問。笑

…確かに当時は体育会系に見られ、周囲も絵を描いている私に疑問符でした。

そんな事もあってネットに顔出しだけは望まず。

地道に作品にだけ興味が注ぐ事を心から望んでいました。

 

時が過ぎ…

自分への好奇心が強い気がして悩み

作者が誰だかわからない感じにしようと模索。

カツラなども試しましたが…

何だか…逆効果になるという。。。

今も模索中。

 

相反する表現も全てが否定は出来ないので

失敗しながら自分なりに工夫を重ねています。

 

ハリネズミも確かに工夫を重ねて生きているそうです。

距離を取りつつお互いが刺し合わない調和のとれた位置を知る。

人も意見や気持ちの理解を他に求め刺し合う関係になるより

それぞれの位置で生きて互いの調和を取ることも修行なのだと。

 

人生に棘の多かった時

夢狂さんはあえて私に深入りしませんでした。

良い悪い白黒よりも

それぞれの発想を察っし思いやる余裕が出来た時

それぞれがもっと生きやすくなっている気がします。

 

余裕が生まれないと理解すら遠いかもしれません。

争って罵って仲たがいする場面に出会う事が多かったからこそ

距離間を大事にしたいと感じています。

 

それでは

羽ばたくようにおしまいにします。

真剣に考慮してくださった方

本当にありがとうございました。

 

誰も憎んでいません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽園の贈り物

イーゼル、額縁、キャンバス。
イーゼル、額縁、キャンバス。

去年窯焚きを手伝ってくれた

妹のお姉さんから画材類を譲っていただきました。

大きなキャンバス。

これまでで一番大きな作品になります。

 

とてもワクワクしています。

試練になると思いますが

がんばって楽園を描きます。


立花雪 YukiTachibana
立花雪 YukiTachibana