炎と楽園のアート

希望

友達の作品 八木橋写真展~
友達の作品 八木橋写真展~
Sonflower  立花雪 YukiTachibana
Sonflower 立花雪 YukiTachibana

今日は久しぶりに日差しが眩しく

葉もきらきらと輝いて

それぞれの命がとても美しく感じます。

 

アトリエは騒然としていますが

制作している時間は私の居場所だと

心から感じています。

 

いつも居場所を探しては

心半ばで消え、虚しく寂しく想っていましたが

いつの頃からか居場所は

自分自身が没頭出来る時間だと気づきました。

 

きっとボロボロの窯場で作業するのが苦にならないのも

その時間は私の居場所だと自覚していたからだと。

 

私の懐かしい友達はブラジルに帰るまでの間は熱心に陶芸教室へ通っていました。

所が教室で信じられない事が起きました。

『陶芸をやめたほうがいい』

そう言われたらしく、

熱心に心から陶芸と向き合っていた二人には信じられない事で

抑えられない気持ちを電話で聞きました。

 

 

『夢狂さんの友達だったら何とかいってほしい』

そう懸命に訴えていました。

私は教室の先生が聞いて助けなかったのか尋ねましたが

黙ってしまいます。

尊敬して通う先生にそんな事があったとは

どうしても打ち明けたくない様子でした。

 

作品のファンでもあり

人柄すらも尊敬し

熱心に礼儀正しい態度で習っていた二人。

 

居場所を奪われるような言葉に憤るのは当然でした。

そしてその憎しみは一時的でも

友達でもあった私、夢狂さんへと向けるしかありません。

 

私も辛辣な言葉をかけた方とは数回しかお会いした事がなく

まさか陶芸をする人が

他の教室の生徒さんにかける言葉とは考えられませんでした。

 

友達は熱心で窯焚きも手伝ってもらうほどだったのに

心の距離を感じながら故郷のブラジルへ二人は帰りました。

 

日本で暮らした日々を想い

『見送りしないでね、泣いちゃうから』そう言葉を残して。

彼女はとても可愛らしい人でした。

手紙も電話も疎遠になったのは色々わだかまりを残してしまったから。

 

そっと遠くから幸せを願っています。

 

今日掲載した写真は私の作品展でもお会いし

丁寧にHPもご覧下さり、悩んでいる内容を見て

写真で 励まそうと御案内くださった友達です。

 

友達というには

私ではつり合わない気がしていますが

作品からは確かに希望を感じました。

 

落ち込んだ私にブラジルに突然帰った友達が良く言っていました。

『希望を捨てちゃいけないよ、どんな時も希望を持って』

 

信じられない事ばかりで薄情な世の中に見えました。

孤独で居場所を探そうと必死でした。

今の私は何処であっても何かに没頭出来る時間こそが居場所だと感じます。

 

今日は太陽の輝きから当時がとても懐かしくなり昔話を書きました。

読んで下さりありがとうございます。

                    YukiTachibana✨♡