炎と楽園のアート 

ゴールデンウィークが始まりましたね^^

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

あおい夢工房では作品の紹介も兼ねたブログを開始致しました。

展示を含む公開の場ではそれぞれの主観を大切に

具体的な製作、作品への想いをなるべく抑えています。

この場で発信することにより今まで抱いていた作品のイメージ

も大きく変化するかもしれませんが宜しくお願い致します。

 

今回取り上げる作品は「地球の仲間」

作中にはクジラやパンダ、キリンと共に人間がわりと小さめに

配置。「皆同じ人間、同じ命」をテーマにしていますが

本当はこの言葉には続きがあります。

皆同じ人間、同じ命…のはずなのに何故?…どうして?

「…」の問いかけは差別に対しての想い地球と生命が共存することの難しさ。

命はいろんな形と色彩を持ち

それぞれが一生懸命生きて

思考の違い生き方の違い

容姿の違い…

ありあらゆる事にぶつかり傷つき絶望する。

 

けれどどのような形、色彩であれ「地球の仲間」の中では

皆なくてはならない仲間達。もし作中のクジラが消えてしまったら

作品は大きな安定と自由を失い、もしパンダが消えてしまったらクジラの激しい大きさを抑制することが難しくなります。

大きな存在も小さな存在も互いに支え生かされています。

作中の人間もそれぞれの命の中で 小さな存在でありながらも

それぞれの想いを両手で繋ごうとしています。

地球の回転のイメージ、生命の動きをこの小さな人間に託しています。

 

色彩、明度、彩度をひたすら調整し楽園のアートにたどり着くのですが

明るい色調からは「地球の仲間」の意味も遠のくのかもしれません。

でもそれが私の絵画なんだろうと。

色彩は常に求めている気持ちを正直に反映していくように感じます。

「地球の仲間」ではキリンが温かな感情と画面の不思議な遠近感を演出。

なくてはならない存在です。

 

明るく輝く場所、微笑む場所、楽園のような場所を描き続けている途中、

「地球の仲間」を御覧戴いた方に「感動した、ありがとう!」

そう激励されたこと今も有り難く感じています。

「何か…」なんです。その人にとって「大切な何か」に触れたのなら

その作品に私もまた生かされたのだと。 

                                                                               ~YukiTachibana~