• 今年も寒さ深まる中、
• 窯焚きの準備が整いました。
  
• 
  
• けやき大学生徒数名の作品も含め
• て窯詰をしました。
• 先日は寒空の中お越しくださいましてありがとうございます。

　ひみこ窯は

　数日後に窯焚きを迎えます。

 　寒い日々は続きますが御身ご自愛のほどお祈り申し上げます。　小林夢狂　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

 

 

年の瀬を迎える頃、ひみこ窯は窯詰、窯焚きを迎えます。熊谷で穴窯を続けているのは、夢狂さんの

ひみこ窯だけと伺っています。

先日窯焚きに必要な火を燃す為の

届出書を提出してきました。

陶芸であっても火を扱うのは難しい時代。届出書は火災等間違われない為の措置。申請、許可ではありませんと

何度も説明を受けました。

本当に厳しい状況の中続けているんだと実感しました。

 

窯焚きの最中は母にショートステイをお願いし、その準備もあり

初日の窯詰しか今回参加できませんでした。

届出書提出はその事も考えて出向きました。

…お仲間の大先輩が窯詰二日目不参加の私について

「総監督どうしたの？」とジョークで気遣ってくださいました。

夢狂さんの所へ来る方ほぼ全員に先生付で呼ぶのが何時頃か定着、

ジョークも含めて定義もなく。それはそれで楽しく過ごしている様子。

私は一番年下で、ジョークでも呼ばれません。

所が今回まさかの総監督…驚きの呼び方でした。

私からすれば総監督は大先輩の方ですが…

正直に話せばこれまでの穴窯に対する姿勢を15年近く経ってようやく

少しだけ評価されたような気持ちです。

 

今日12月24日は私にとっては自分の誕生日となります。

生まれた年はたくさんの雪が降り私の姉はさっそく

雪という名前にしようと考え名づけてくれました。

 

雪の日は苦労が絶えないから冬は晴れがいいと話しながらも

誕生日のクリスマスイブは喜んで祝ってくれました。

 

姉が旅立った年のクリスマスイブは窯詰。

寒空のほこりっぽい中作業しました。

姉は夏に苦しみ旅立ちました。よく晴れた太陽の輝き、

直射日光を浴びた鳥は神秘的な色へと変化し空高く舞って印象深い光景。

プロフィール写真での向日葵の服は今の私と姉の関係を表すもの。

向日葵にはそれぞれ寂しい神話も映画もあるように

もう二度と会えないけれどその時まで生きたことを

これからも大切に受け止めようと太陽の花を見て想います。

今年になりようやく死を受け入れていくという気持ちです。

 

先日私にとって重要な予定が決まりました。

お姉ちゃんありがとう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　立花雪☆彡